「アポロ13」 [*映画]
●監督:ロン・ハワード
●原作:ジム・ラヴェル(アポロ13号船長)/ジェフリー・クルーガー共著『Lost Moon』
●1995年/アメリカ
2014年9月25日(木)13:00〜15:30、ザ・シネマにて視聴。
爆発事故に見舞われた月面探査機・アポロ13号の奇跡的な生還を実話を元に描く。
月面探査を目的とするアポロ計画が継続されているアメリカでは、
引き続きアポロ13号打ち上げの準備が進められていた。
ジム・ラヴェルら3人の飛行士チームが乗組員に任命されるが、
着陸船操縦士のケンが風疹の疑いからやむなく降板。予備役のジャックが代替搭乗する。
打ち上げは無事成功するが、宇宙船の酸素タンクが爆発し、燃料電池の出力も低下してしまう。
月面着陸はおろか地球への帰還も絶望的な状況のなか、
ジムたちと管制センターは地球に戻るためにあらゆる手段を講じる。
…が、酸素と電力は刻々と減少してゆくのだった。
この事故は、後に「輝かしい失敗(successful failure)」と呼ばれるように。
この映画、ストーリーも役者陣の演技も素直に「好きだー!」の一言に尽きる。
最初から最後まで目が離せないもの。
「トーク・トゥ・ハー」 [*映画]
●監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
●2002年/スペイン
2014年9月25日(木)09:45〜11:45、イマジカBSにて視聴。
病室のベッドに横たわる、若く美しい女性アリシア。
彼女は4年前に交通事故に遭い、以来昏睡状態に陥ったまま一度も目覚めることはなかった。
看護士のベニグノは4年間彼女を世話し続けるとともに、
決して応えてくれることのない相手に向かって毎日語り続けていた。
一方、女闘牛士のリディアもまた、競技中の事故が原因で昏睡状態に陥っている。
彼女の恋人マルコは突然の事故に動転し悲嘆にくれていた。
そんなベニグノとマルコは同じクリニックで顔を合わすうち、
いつしか言葉を交わすようになり、互いの境遇を語り合う中で次第に友情を深めていくのだが、
事態は思わぬ方向へ…。
『私が、生きる肌』よりは変態度薄めだったけど、こっちもこっちで異常な物語。
ベニグノさんがね、も〜〜〜気持っち悪い!!(独特の味出してて、そこが良かったんだけど)
あの成り行きを不憫と取るか、ザマミロと取るか…観終わってちょっと考え込んでしまった。
愛というものは、ある意味でイビツ、と同時に、ある意味で美しい…ということでしょうか。
ペドロ・アルモドバル、良い意味でも悪い意味でも(笑)スゴイ監督と改めて認識した。