ある日の夕食【233】 [*料理]
8月24日(日)の我が家の夕食。
献立は…
●十六穀ごはんでまぐろのビビンバ丼
*ボウルにまぐろの角切りを入れ、合わせ調味料(コチュジャン・おろしニンニク〈市販品〉・
砂糖・醤油・胡麻油)を絡める。盛りつけまで冷蔵庫に入れておく。
レタスは0.7〜1cm幅程度の千切り。
きゅうりは厚めの斜め薄切りにしてから、太めの千切りにする。
もやしはサッと茹でてザルにあげる(冷水にさらさない)。
調味料(胡麻油・塩)を合わせ、きゅうりに絡める。
残った調味料に更におろしニンニクを加え、もやしに揉み込むようにして味を馴染ませる。
器に十六穀ご飯をよそい、まぐろ・レタス・きゅうり・もやしをのせる。
最後に白胡麻をふる。
●トマトと玉ねぎのサラダ
*トマトはヘタを取って1cm程度の厚さに切り分け、冷蔵庫で冷やしておく。
玉ねぎは薄切りにして耐熱容器に入れる。ラップをしてレンチン(2〜2分30秒程度)。
粗熱がとれたら合わせ調味料(オリーブオイル・レモン果汁・塩・砂糖・胡椒)を絡め、
冷蔵庫に入れておく。
器にトマトを並べ、玉ねぎをのせる。
乾燥パセリをふる。
●大根とわかめのスープ
*味付けは、味覇(ウェイパァー)で。
●ノンアルコール類
*夫はビールテイストのノンアルコール缶飲料、
私はチューハイテイストのノンアルコール缶飲料。
「海の上のピアニスト」 [*映画]
●監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
●原作:アレッサンドロ・バリッコ『海の上のピアニスト』
●音楽:エンニオ・モリコーネ
●1998年/イタリア
2014年8月20日(水)13:30〜16:00、ムービープラスにて視聴。
豪華客船で生まれ育ち、一度も船を降りなかった天才ピアニストの数奇な生涯を描いた物語。
1900年。
多くの移民たちを米国に運ぶ豪華客船ヴァージニアン号。
黒人機関士ダニーは、ダンス・ホールのピアノの上に置き去りにされた赤ん坊を見つける。
「1900(ナインティーン・ハンドレッド)」と名付けられたその子供は、
船の中で成長し、やがてピアニストとして天才的な才能を開花させていく。
これも今更ながらようやっと観た映画のひとつ。
大好きな映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の
ジュゼッペ・トルナトーレとエンニオ・モリコーネによる有名作なのに、
どうして今まで観たことなかったんだか( ̄~ ̄;)
あの終わり方。
感動した人もいれば納得いかない人もいて、激しく賛否両論のようだけど、
私はストレートに泣けちゃったな。
マックス(コーン)と初めて出会い、揺れる船の大広間でピアノごと移動しながらの演奏も
ジャズ・ピアニストとのピアノ対決も楽しかった!!!
ティム・ロス。
この映画のおかげでまた一人好きな俳優さんが増えましたよ。
本質を見透かしてるのか、それとも深く物事を考えてないだけの天然さんなのか、
とにかくとらえどころのない1900という人物にハマり過ぎてちゃって!
そのくせ最後はしっかり泣かせてくれるし。
1900のセリフ、ひとつひとつが深く響きました。
「ハードコアの夜」 [*映画]
●監督・脚本:ポール・シュレイダー
●1979年/アメリカ
2014年8月20日(水)11:00〜13:00、ザ・シネマにて視聴。
敬虔なクリスチャンであり、ミシガンで家具工場を営むジェイクは、
カリフォルニアへ旅立ったまま行方知れずとなった愛娘を探すために私立探偵を雇う。
だが、探偵が持ってきたのは、娘が出演しているポルノ映画だった。
怒りに燃えるジェイクは、ポルノ映画のスポンサーを装って業界に潜入、
娘の足取りを追うが……。
『タクシードライバー』の脚本を手掛けた
ポール・シュレイダーによる監督(兼・脚本)作品ということで、
観る前はもっと期待してたけど・・・正直、尻すぼみ感は否めず。
でも、ジェイクパパがポルノ業界人を装って出演男優の面接するシーンは面白かった。
「日の名残り」 [*映画]
●監督:ジェームズ・アイヴォリー
●原作:カズオ・イシグロ『日の名残り』
●1993年/イギリス・アメリカ
2014年8月18日(月)17:30〜20:00、FOX スポーツ&エンターテイメントにて視聴。
カズオ・イシグロの小説は、
『わたしを離さないで』と『浮世の画家』しかまだ読んだことなくて、
この映画を観るとしたら、先に原作読んでからにしようかとも思ったけど、
せっかくCS放映されるというので視聴をば。
英国の名門家に一生を捧げてきた老執事が自身の半生を回想し、
職務に忠実なあまり断ち切ってしまった愛を確かめる様を描いた人間ドラマ。
1958年。
オックスフォードのダーリントン・ホールは、前の持ち主のダーリントン卿が亡くなり、
アメリカ人の富豪ルイスの手に渡っていた。
かつては政府要人や外交使節で賑わっていた屋敷は使用人もほとんど去り、
老執事スティーヴンスの手に余った。
そんな折、以前屋敷で働いていたミス・ケントンから手紙をもらったスティーヴンスは、
彼女の元を訪ねることにする。
離婚をほのめかす手紙に、有能なスタッフを迎えることができるかもと期待し、
それ以上にある思いを募らせる彼の胸に20年前の思い出が蘇る…。
スティーヴンスとミス・ケントンが段々と打ち解け合っていく過程も良かったけど、
どっちかというと、
私情を絡めず、常にプロとしての仕事に徹し続けるスティーヴンスのストイックぶりと、
急速にナチ擁護派・反ユダヤ主義へと傾いていくダーリントン卿、
そして彼らを取り巻く不穏な空気感の方に引きつけられた。
最後まで見終わって、ふと改めて『日の名残り』って文字に目をやると、
このお話になんとピッタリなタイトル(邦題)であることか。
めちゃくちゃしっくりきた。
ただ、話の進みが平坦なため、寝不足状態でみるとうっかり寝ちゃいそうに…(^^;
睡眠しっかり取ったうえで鑑賞に臨むが吉。
中野京子「怖い絵 泣く女篇」 [*読書ノート(国内)]
名画に秘められた人間心理の深淵を読み解く22の物語。
タイトルだけは知ってて、前から何かと気になってた本。
中野京子さんの本を読むのは今回が初めてで、書店でパラパラめくってみたら、
好きな絵がいくつか(●エッシャー『相対性』/●ビアズリー『サロメ』/●ベックリン『死の島』)
載ってて嬉しかったので、買って読んでみようかと。
それぞれの絵画の見方や隠喩の解釈など、文章わかりやすくて面白かった。
中でも特に印象に残った(怖かった)のは、
●カレーニョ・デ・ミランダ『カルロス二世』
●ベラスケス『ラス・メニーナス』
●ホガース『精神病院にて』
これらの絵が語る状況と意味、その時代の空気、そして何より人間の怖さにゾッとした…。
ある日の夕食【232】 [*料理]
8月17日(日)の我が家の夕食。
前日(16日・土)の夕食づくりに使った食材の残りに少し買い足して作る。
献立は…
●鶏のささみときのこの焼きうどん
*具材は、鶏ささみ肉・しめじ・えのき茸・小ねぎ。
(小ねぎは食べる直前に加え、サッと炒め合わせる)
味付けは、醤油・オイスターソース・酒・胡椒。
器に盛り、削り節をのせる。
●浅漬けきゅうりと大根&トマト&三つ葉の和風サラダ
*きゅうりは薄い小口切り。大根はいちょう切り。
トマトは一口大の角切り。三つ葉は3cm程度の長さに切る。
大根・きゅうりをビニール袋に入れ、浅漬けの素に30分程漬けておく。
ボウルの中で胡麻油・柚子胡椒をよく混ぜ合わせる。
漬け汁をよくきった大根・きゅうり、残りの野菜を全て加えて和える。
●わかめと玉ねぎのスープ
*味付けは、鶏ガラスープの素・胡椒。
器に注ぎ、白胡麻をふる。
●ノンアルコール類
*夫はビールテイストのノンアルコール缶飲料、
私はチューハイテイストのノンアルコール缶飲料。
ある日の夕食【231】 [*料理]
8月16日(土)の我が家の夕食。
献立は…
●肉じゃが
*具材は、じゃがいも・玉ねぎ・にんじん・豚小間切れ肉。
今回、味付けはめんつゆで。
器に盛り、斜め切りにした小ねぎを散らす。
●大豆とちりめんじゃこの炊き込みご飯
*米を洗って炊飯器の内釜に入れる。
塩・醤油・酒・みりん・顆粒かつおだしを加え、分量の目盛りよりやや少なめに水を足す。
大豆の水煮(缶詰)・ちりめんじゃこを加え、サッと混ぜてから炊く。
炊き上がったら少し蒸らし、サックリと混ぜる。
器によそい、黒胡麻をふる。
●もずくと椎茸のスープ
*生もずくは食べやすい長さに切る。生椎茸はいしづきを取って薄切りに。
三つ葉は根元を切り落として水洗いしてから、食べやすい長さに切る。
鍋に水を沸騰させ、顆粒だしを煮溶かす。酒・みりん・醤油を加える。
椎茸を加え、生っぽさが取れるまで煮る。
最後にもずくを加え、サッと煮る。
器に注ぎ、三つ葉をのせる。
●きゅうりとたこの酢の物
*きゅうりは薄い小口切りにして塩をふる。しんなりしてきたら水気をぎゅっと絞る。
刺身用のたこはたべやすい大きさに切る。
ボウルに酢・醤油・砂糖を合わせ、きゅうり・たこを加えて和える。
●ノンアルコール類
*夫はビールテイストのノンアルコール缶飲料、
私はチューハイテイストのノンアルコール缶飲料。
「スターリングラード」(1993年) [*映画]
●監督:ヨゼフ・フィルスマイアー
●1993年/ドイツ・アメリカ
2014年8月14日(木)16:45〜19:15、イマジカBSにて視聴。
今回はジュード・ロウ主演作の方じゃなくて、1993年版の『スターリングラード』。
旧ソ連の工業都市であり、第二次大戦における独ソ戦の激戦地スターリングラード。
1942年、この地に派兵され、ソ連との攻防戦で壊滅したドイツ第6軍精鋭部隊の有様を
ドイツ側からの視点で描いている。
マイナス50度の極寒の中、寒さと飢えに苛まれる絶望的な戦い。
栄光とは程遠く、ただただ戦争の理不尽に翻弄されるばかりの若き兵士たち。
お涙頂戴の演出なんて一切なし。
そこにあるのは、苛酷過ぎる現実と苦悩だけ。
ここで描かれている兵士たちは(主人公ですらも)「将棋の駒」でしかない。
冷然と続く展開。観れば観るほど心は重く冷えていく…。
観終わった後、このような悲惨な争いは二度と起こって欲しくないと強く思う。
この映画でひとつ残念だったのは、
ドイツ語・ロシア語のセリフの量に対して、明らかに少な過ぎる日本語字幕!
私、この映画のディテールを絶対きちんと把握できてないわ;;
もっと丹念に訳してくれた字幕付きが出たらもう一度観たい。
「不安の種」 [*映画]
●監督・脚本:長江俊和
●原作:中山昌亮『不安の種』『不安の種+(プラス)』
●2013年/日本
2014年8月13日(水)22:50〜翌00:30、チャンネルNECOにて視聴。
原作既に読んでるから、新鮮に怖い!!(←日本語オカシイけど)ってのはなかったものの、
編集とか演出でそれぞれの話を上手く繋げてあるな〜と思った。
でも、あの独特の怖さを存分に味わうなら、ぜひとも原作読むべし!!!
「パルプ・フィクション」 [*映画]
●監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
●1994年/アメリカ
2014年8月13日(水)16:00〜19:00、ムービープラスにて視聴。
右往左往。
時系列シャッフル。
意味があるのかないのかようわからぬ会話。
人が何人も死んでるというのに終始えらいグダグダで、不謹慎ながら笑ってしまう。
なのに・・・格好イイ!!(笑)
面白かったー。
妙〜な中毒性もあって、また観たくなるじゃないか。
聖書の一節を暗唱しながら銃を構える殺し屋ジュールスがイイね。
スーツケースの中身と、全身黒レザーずくめの覆面男の正体も激しく気になるけど…。
これって公開から既に20年も経ってたんですねえ。
遅ればせながらようやっと観ることができましたよ。よかったよかった。