ある日の夕食【50】 [*料理]
11月27日(日)の我が家の夕食。
献立は…
●カレーポークジンジャー
*生姜焼き用の豚肉に塩・胡椒し、
カレー&ジンジャーソース(みじん切り生姜、醤油、酒、カレー粉)を絡め、
しばらくおいておく。
にんじん、セロリは食べやすい大きさに切る。
サラダ油を熱したフライパンでにんじんとセロリを炒め、一旦皿にとる。
豚肉に片栗粉をつけ、サラダ油をひいて熱しなおしたフライパンで焼く。
最後ににんじんとセロリを戻し入れ、炒めながら全体に味を馴染ませる。
皿に盛り、好みでセロリの葉を添える。
●ポテトサラダ
*一口大に切ったじゃがいもをラップ&レンチンで柔らかくする。
ボウルに入れて粗く潰し、
プレーンヨーグルト、マヨネーズ、胡椒を加え混ぜる。
薄い小口切りにしたきゅうり、薄切りにした玉ねぎは塩をふっておく。
しんなりしてきたら水気をしぼる。
薄いいちょう切りにしたにんじんをラップ&レンチンで柔らかくする。
全てをボウルで混ぜあわせる。
器に盛り、半分に切った茹で卵を添え、黒胡麻をふる。
※黒胡麻は茹で卵じゃなくて、ポテサラにふった方が見た目的に良かったかも。
●小松菜としめじのバターソテー
*食べやすい大きさに切った小松菜、小房に分けたしめじを
バターを溶かしたフライパンで炒める。
火が通ってきたら醤油を加え混ぜ、最後に塩・胡椒する。
●ご飯
●茄子とプチトマトのスープ
*茄子はいちょう切り、プチトマトは縦半分に切る。
サラダ油を熱した鍋で茄子とプチトマトを炒める。
油がまわったら水と鶏ガラスープの素を加え煮立たせる。
胡椒で調味し、最後にラー油をまわしかける。
※プチトマト、何も考えず茄子と一緒に入れちゃったら形が崩れまくり。
最後の最後にサッとあたためる程度で良かったかもしれない。
●アルコール類
*夫は缶ビール、私は缶チューハイ。
ひとり美術館ハシゴ【15】 [*アート鑑賞]
11月24日(木)は、
三菱一号館美術館、出光美術館、東京国立近代美術館フィルムセンターに
行って来ました。
*東京駅へ
↓
●三菱一号館美術館で「トゥールーズ=ロートレック展」を観る
(東京駅周辺美術館MAPの2館目割りを利用)
↓
*徒歩で移動
↓
●出光美術館で「長谷川等伯と狩野派」展を観る
(ぐるっとパスを利用)
↓
*徒歩で移動
↓
●東京国立近代美術館フィルムセンターで
「NFCコレクションでみる日本映画の歴史」展&
「映画女優 香川香子」展を観る
(ぐるっとパスを利用)
…と、今回はこんな感じの流れで3館の展覧会を回りました。
■ 三菱一号館美術館 ■
「三菱一号館美術館コレクション〈II〉トゥールーズ=ロートレック展」
三菱一号館美術館が所蔵する
トゥールーズ=ロートレックによるポスターおよびリトグラフは、
ロートレック自身がアトリエに残し、
親友で画商のモーリス・ジョワイヤンに引き継がれた貴重なコレクションとのこと。
大胆でシンプルな構図。強い色彩。
力強く太い線と流れるような細い線。
浮世絵から多大なる影響を受けたのだそうです。
人物の表情もこれまた独特の味があるのよね。イイなあ。
人物の表情といえば、
「エグランティーヌ嬢一座」(1896年)のエピソードが興味深かった。
絵の中で踊る4人の女性。
彼女たちの視線と表情は互いにライバル心を剥き出しているかのよう。
ちなみにこのグループは後に仲間割れ、解散してしまいましたとさ。
面白〜い!…と言っちゃうと失礼だけど、
そんな題材を敢えてポスターとして
(しかも構図センスいい)仕上げちゃうところがユーモラス。
中でも特に気に入った作品は…
●「ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ」(1891年)
●「ディヴァン・ジャポネ」(1893年)
●「『ラルティザン・モデルヌ』誌」(1896年)
●「ジャヌ・アヴリル」(1899年)
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■ 出光美術館 ■
「日本の美・発見VI 長谷川等伯と狩野派」
水墨画に多くの代表作を遺している長谷川等伯。
そして同時代の狩野派の水墨表現にも目を向けつつ
等伯の水墨画における革新的な側面について紹介する企画展。
光や大気の表現。
墨の微妙な階調でみせる奥行き。
無形のものが包み込む感じ。
等伯作品以外で気に入ったのは…
●狩野長信『桜・桃・海棠図屏風』(桃山時代)
●「元信」印『花鳥図屏風』(室町〜桃山時代)
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■ 東京国立近代美術館フィルムセンター ■
「NFCコレクションでみる日本映画の歴史」
「映画女優 香川香子」
ポスター、写真、雑誌、撮影台本、撮影機、映写機、
映画人の個人資料、映画プログラムなど、
映画にまつわるありとあらゆる資料の数は何度みても莫大で圧倒的!
今日のつぶやき 2011/11/27 [*Twitterまとめ投稿(〜2013/8/5)]
- Heri_Beri未投稿分だったブログ記事のまとめ&アップ作業、明け方から始めてやっと終了! さすがに連続6本はキツイ(笑)。とりあえずホッと一息。あと1本残ってるけど今日中にできるかなあ。11/26 10:22
2011-11-27 00:01
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ひとり美術館ハシゴ【14】 [*アート鑑賞]
11月22日(火)は、
山種美術館、大倉集古館、東京国立近代美術館に行って来ました。
*JR恵比寿駅へ
↓
●山種美術館で「ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」展[前期]を観る
(ぐるっとパスを利用)
↓
*日比谷線で神谷町駅へ移動
↓
●大倉集古館で「彩り伝わる文様の世界」展を観る
(ぐるっとパスを利用)
↓
*千代田線&東西線で竹橋駅へ移動
↓
●東京国立近代美術館で「ヴァレリオ・オルジャティ展」を観る
(ぐるっとパスを利用)
…と、今回はこんな感じの流れで3館の展覧会を回りました。
■ 山種美術館 ■
「山種美術館創立45周年記念特別展
ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」
【前期】江戸絵画から近代日本画へ
朝食食べずに10時頃恵比寿に来たので、
まずは途中にあるフレッシュネスバーガーで食事してから山種美術館へ。
今回は創立45周年記念ということで特別なコレクション展。
会期は前期と後期にわかれていて、
この日は「江戸絵画から近代日本画へ」をテーマとした前期にあたります。
江戸絵画、浮世絵、近代日本画中心のラインナップ。
池大雅、鈴木春信、歌麿、写楽、北斎、初代 歌川広重、酒井抱一、
横山大観、上村松園、速水御舟など盛りだくさん。
前に同美術館で観てとても印象的だった前田青邨「腑分」(昭和45〈1970〉年)や
先日、練馬区立美術館で観て素晴らしかった松岡映丘の作品もありました。
映丘の「春光春衣」(大正6〈1917〉年)、めちゃ綺麗だったなあ…。
ちなみにこの「春光春衣」は上に貼ったチラシの左側でも使用されています。
他に気に入ったのは…
●伝 俵屋宗達「槙楓図」(江戸初期・17世紀前半)
●酒井抱一「秋草鶉図」(江戸後期・19世紀前半)
●下村観山「老松白藤」(大正10〈1921〉年)
●菱田春草「月四題」(明治42-43〈1909-1910〉年頃)
●山口蓬春「梅雨晴」(昭和41〈1966〉年)
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■ 大倉集古館 ■
「館蔵品展 彩り伝わる文様の世界」
私たちの生活において日常用いている道具類や服飾など、
見渡してみるとあらゆるものが
豊かなデザインや彩りによって飾られていることに気づかされます。
大陸からもたらされ、我が国へ迎えられた様々な装飾が
宮廷の装束や調度品にも転用され、
やがて日本の美意識に則した典雅な形へと昇華し広く愛好されていった有職文様。
さらに独自の文化を反映させて、
身近な自然や詩歌などに題材を求め発展した芦手絵などの様式。
また、慶賀の祈りから生まれ、人々の生活に根付いていった吉祥文。
それらは時代と共に洗練されながら、
粋や洒落といった感性とも通じて成熟していきます。
本展ではこのように享受され育まれていった文様の世界をテーマに
能装束などの工芸品に絵画作品をあわせ、
それぞれの文様が語りかける声に耳を傾けていきたいと思っています。
(「館蔵品展 彩り伝わる文様の世界」チラシの紹介テキストより抜粋)
古き良き文様の数々。
眺めているだけでホッとするような懐かしさを感じさせる文様あり、
江戸時代につくられたものなのに
古臭さを感じさせないどこか現代風でスタイリッシュな文様もありで
なかなか面白かったです。
展示作品の中では
●狩野元久「人物風景花鳥画帖」(桃山時代・16世紀)
●「能装束 白地銀入子菱撫子模様縫箔」(江戸時代・18世紀)
●「能装束 白地破菱紅葉模様縫箔」(江戸時代・18世紀)
…が特に良かった。
鑑賞後は建物をぐるりと周りつつ、屋外展示品を撮影。
↓
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■ 東京国立近代美術館 ■
「ヴァレリオ・オルジャティ展」
会場に入場してまずは同時開催の所蔵作品展「近代日本の美術」から。
4階、3階、2階の順にそれぞれの作品を鑑賞。
4階には藤田嗣治、カンディンスキー、クレー、マティスの絵、
3階には東山魁夷、鏑木清方、横尾忠則の絵があった。
最後に2階のギャラリー4にて「ヴァレリオ・オルジャティ展」を。
ここでは彼が創り上げてきた建築物が模型と図版という形で紹介されています。
チラシの紹介テキストにもある通り、
過激さと懐かしさとユーモアとが高いレベルで融合されているのがスゴイ。
白くて美しい模型はまさに第一級の芸術品。
彼のオフィスも映像で紹介されてたんだけど、これまたシンプルで美しい。
こんなところで仕事をするのは最高に気持ちいいだろうなあ。
いっそ住み着きたいくらいだわ。
国立近代美術館に行ったのは今日が初めて。
広々と落ち着いたレイアウトいいなあ。また来たい。
来年のポロック展が楽しみ!
閉館ギリギリの17時ちょっと前に鑑賞終了。
この記事アタマの外観写真が夕闇時なのは閉館後に撮ったため。
ひとり美術館ハシゴ【13】 [*アート鑑賞]
11月16日(水)は、
江戸東京博物館、ニューオータニ美術館に行って来ました。
*JR両国駅へ
↓
●江戸東京博物館で「世界遺産 ヴェネツィア展」を観る
(ぐるっとパスを利用)
↓
*大江戸線&南北線で永田町へ移動
↓
●ニューオータニ美術館で「池大雅」展を観る
(ぐるっとパスを利用)
…と、今回はこんな感じの流れで2館の展覧会を回りました。
■ 江戸東京博物館 ■
「世界遺産 ヴェネツィア展 魅惑の芸術—千年の都」
ちょうどこの日はシルバーデーと重なっていたこともあって、
午前中にもかかわらず場内はかなり混雑していました。
強大な海軍力と交易による富を背景に
13世紀には黄金時代を迎えたヴェネツィア共和国。
16世紀ルネサンス期に爛熟期に入り
ナポレオンの侵攻にあうまで世界中の富裕階級に愛され、
栄華を誇っていたヴェネツィアが
いかに文化的成熟度が高く栄耀栄華を極めた都市だったのかを
絵画、建築(模型など)、工芸品などを通じて紹介する企画展。
中でもヴィットーレ・カルパッチョ作「二人の貴婦人」という
板絵にまつわるエピソードが興味深かったです。
ローマの古物商で発見され、
アメリカのポール・ゲッティ美術館に所蔵されている「潟(ラグーナ)での狩猟」が、
実はこの「二人の貴婦人」の上部であったことが判明。
戸棚の両開き扉のうちの片方であるといわれているそうです。
なかなかミステリアス。
未発見のもう片方の扉は今もどこかに存在しているのかな。
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■ ニューオータニ美術館 ■
「開館20周年記念展 第4弾 池大雅—中国へのあこがれ」
今年の5月に行った「香り かぐわしき名宝展」(東京藝術大学大学美術館)で
「天産奇葩図巻」を観て以来気になっていた池大雅。
彼がその生涯を通じて憧れ続けた中国を題材とした作品の中から
重要文化財4点を含む計13点が紹介されています。
池大雅(1723-1776年)は、江戸時代半ばに京都で活躍した画家で、
日本の文人画の大成者として広く知られています。
若い頃から舶載された書物に接するとともに、知識人らとの交流を通して
当時、最新の美術として注目されていた文人画の画法を吸収しました。
また、学び得た中国の土地や故事、詩文の知識と自身の豊かな想像力とを融合し、
実際には見たことのない情景を活き活きと描き出したのです。
(「池大雅—中国へのあこがれ」チラシの紹介テキストより抜粋)
また、今回の企画展では
ホテルニューオータニ創業者である大谷米太郎氏が収集した
「洞庭赤壁図巻」(重要文化財)が披露されていました。
2007年に解体修理が行われ、修理後作品としては初の展示。
開館20周年の記念ともあわせているそうです。
池大雅の絵は
筆使いが丸っこいからかなあ、どの絵にもたまらなく可愛らしさを感じます。
中でも「指墨山水図」(延享4〈1747〉年)が描写法を含めて印象的でした。
指先、爪、手のひらを用いて描いたのだとか。
しかもこれを描いたのが25歳の時!
今回、場内は今まで来たことある中で一番人で賑わってた。
池大雅ファンってやっぱり多いんだなあ。
ある日の夕食【49】 [*料理]
10月30日(日)の我が家の夕食。
献立は…
●鶏挽肉&豆腐&コーンの唐揚げ
*にんじんは4cm長さ程の千切り、水菜は3〜4cm長さに切る。
ペーパータオルに包んで水気をきった絹ごし豆腐、鶏挽肉、
スイートコーン、生姜のみじん切りをよく混ぜ合わせて肉だねを作る。
片栗粉を広げたバットにスプーンで一口大にすくった肉だねを並べ、
さらに片栗粉を全体にまぶす。
熱した油で肉だねを色がつくまで揚げ、油をきる。
皿に水菜とにんじんを盛り、揚げた肉だねをのせる。
ポン酢をかけて食べる。
●ハリハリ漬け
*切干し大根を水でもどし、
しんなりしたら水気をきって食べやすい長さに切る。
切干し大根、輪切り唐辛子、だし汁、醤油、酢、みりんを
鍋に入れて煮る。
器に盛り、黒胡麻をふる。
●パリパリたくあんきゅうり
*たくあんときゅうりをそれぞれ薄切りにする。
ボウルに入れ、白胡麻と酢を加えて軽くもみこむ。
●ご飯
●長芋入り豆乳スープ
*長芋は皮を剥いてすりおろしておく。
豆乳を鍋に入れ火にかける。
ふきこぼれないほどに沸騰したら、
鶏ガラスープの素と長芋を加えてよく混ぜる。
胡麻油で香りをつける。
器に盛り、黒胡椒、小口切りにした小ねぎを散らす。
●アルコール類
*夫は缶ビール、私は缶チューハイ。
「[生誕130年]松岡映丘 —日本の雅— やまと絵復興のトップランナー」 [*アート鑑賞]
10月28日(金)は、
練馬区立美術館で開催されていた
「[生誕130年]松岡映丘 —日本の雅— やまと絵復興のトップランナー」
に行って来ました。
(ぐるっとパスを利用)
ここ最近の練馬区立美術館は興味をそそられる企画展の連続。
松岡映丘の名前は今回初めて知ったのだけど、
いずれも優美で色使いの綺麗な作品ばかり。
行って良かったです♪
彼はなんと民俗学者・柳田國男の弟さんなのだそうで。
歌人、言語学者らを兄にもつ学者一家に育ち、東京美術学校を首席で卒業。
凄いな〜、まさにエリート。
周りもご本人も才能溢れる人物ばかりの環境だったのね。
平安・鎌倉期の絵巻物や有職故実を丹念に研究。
「源氏物語」をはじめとした古典文学に取材した王朝貴族、鎧武者たちを
美しく叙情豊かに描き、やまと絵の再興に努めていました。
しかし、その表現は古典だけにとどまらず、
近代的な造形感覚を加味した「新興大和絵」を展開。
そうした成果が《右大臣実朝》へと結実し、
初代 水谷八重子をモデルとした《千草の丘》で、
よりモダンな作品へと花開いていきました。
「古典の教養に立脚して時代に生きよ」と弟子たちに語った言葉は
まさに映丘の画業そのままを表している言葉といえるでしょう。
(「松岡映丘」チラシの紹介テキストより抜粋)
今回はそんな彼の30年ぶりの大規模な回顧展となっています。
チラシやポスターの目玉でもある「千草の丘」はもちろん、
他の作品も色鮮やかで風流。
うーん「雅び」の一言に尽きますねえ。
特に「うつろふ花」(大正10〈1921〉年)の色合いに惹かれました。
ひとり美術館ハシゴ【12-1】 [*アート鑑賞]
10月27日(木)は、
東京都庭園美術館、松岡美術館、損保ジャパン東郷青児美術館に行って来ました。
秋晴れが気持ち良い日!
*山手線でJR目黒駅へ
↓
●東京都庭園美術館で「アール・デコの館」展を観る
(ぐるっとパスを利用)
↓
*徒歩で移動
↓
●松岡美術館で「日本の和美・彩美」展を観る
(ぐるっとパスを利用)
↓
*山手線でJR新宿駅へ移動
↓
●損保ジャパン東郷青児美術館で「モーリス・ドニ」展を観る
(ぐるっとパスを利用)
…と、今回はこんな感じの流れで3館の展覧会を回りました。
■ 東京都庭園美術館 ■
「アール・デコの館 東京都庭園美術館建物公開」
朝香宮夫妻の指揮のもと、
フランス人花形デザイナー、宮内省内匠寮工事課のエリート建築家、
一流の技術を誇る日仏の職人たちが創り上げた
アール・デコの館そのものをひとつの作品として鑑賞するための展覧会。
この建物公開展は前からかなり楽しみにしてました♪
ホントは10時の開館に合わせて行くつもりだったんだけど、
ちょっと寝坊してしまい、目黒駅に着いたのは11時ちょっと前。
それでも午前中なら割とすいてるだろうと楽観してて、いざフタを開けてみたら…
チケット売り場から正門前にかけて長蛇の列が!!
この展覧会終了後、改修工事で約2年の全面休館に入ってしまうし、
テレビでも紹介されていたらしいから、混雑するのも無理ないか。
そんなこんなで人の多さにメゲかけるも
普段は撮影不可の館内を色々撮影できたのは嬉しかった。
改めてアール・デコ内装の美しさを堪能できて良かった。
夜間のライトアップも見てみたかったなあ。
《館内の写真は次回の記事でアップしたいと思います》
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庭園美術館から松岡美術館への移動中、
プラチナ通り沿いの「レトルダムール グランメゾン白金」というお店の二階で
しばし休憩。
ハロウィンカップ2011とブレンドコーヒーのセットをいただきました。
白が基調の店内レイアウトも素敵だったので、
お店の方に許可いただいて撮影♪
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■ 松岡美術館 ■
「日本の和美・彩美(わび・さび)」
松岡美術館創立者・松岡清次郎氏のコレクション展。
海外作品のみの前回展とは様相を変えて、
今回は日本作品に絞った内容展示になっています。
古伊万里を中心とした、柿右衛門様式、古九谷様式などの東洋陶磁、
軍記物語や歴史上の人物、古典芸能、中国の仙界・故事と詩の世界、
大正〜昭和の画家たちによる秋〜冬の風景を描いた作品などを鑑賞。眼福。
中でも、
松室加世子の「燭光」(1985年)、本間白路の「樹」(1980年)という作品に
惹きつけられました。
あと、鏑木清方の絵(「保名」)を観られたのも嬉しかったです。
ここは館内撮影OK(但しフラッシュはNG)ということであちこちをパチリ。
↓
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■ 損保ジャパン東郷青児美術館 ■
「モーリス・ドニ いのちの輝き、子どものいる風景」
19世紀末から20世紀前半にかけて活躍した、
フランス象徴派を代表する画家モーリス・ドニ。
彼の作品は、2010年6月に行った
「語りかける風景」展(渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム)で
「内なる光」を初めて観た時からずっと気になっていました。
なので、この企画展も前々から楽しみで。
敬虔なカトリック教徒でもあったドニの作品には
聖書あるいはギリシャやローマ神話を主題にしたものが数多く残されています。
またその一方で、日常生活に基づいた「アンチーム(親密)」な作品、
特に自分の子供たちや家族を描いた作品も
ドニの芸術の中で主要な位置を占めているそうです。
子供たちの姿を描く時は、彼らにポーズをとらせることはなく、
活き活きと動き回る一瞬の姿を画中にとらえることを重視していたみたい。
また、聖書の世界を描く時は、その内容を忠実に絵画にするのではなく、
日常生活や家族の姿を描き込むことで
同時代の人々に信仰や思想を伝えようとしていたようです。
うーん、なるほど。
どの作品を観ても優しい気持ちになれるのは、
彼の視点そのものが愛とあったかさに満ち溢れていたからなのかも。
中でも特に気に入ったのは、
●「バルコニーの子どもたち、ヴェネツィアにて」(1907年)
●「ブルターニュの供物(食前の祈り)」(1909年)
●「聖母マリアの接吻(プリウレ礼拝堂のステンドグラスのための下絵)」
(1919年頃)
●「聖家族(ふたりの母)(1)」(1901年)
●「泉(《黄金時代》の一枚目のパネル)」(1912年)
あと、収蔵品コーナーの
グランマ・モーゼス作「古い格子縞の家」(1944年)も良い!
モーゼスの絵も眺めているだけであったかい気持ちになれるなあ。
▼鑑賞後、損保ジャパン本社ビル玄関口から
今日のつぶやき 2011/11/21 [*Twitterまとめ投稿(〜2013/8/5)]
- Heri_Beri「震える舌」がDVD化!!!!!ずっと前から観たい観たいと思いつつ未だ観ること叶ってない映画のひとつ。コレはもう買うしかないっ!!ソッコー密林で予約ポチですよ。予告編だけでも既に言葉失いかけそうだけど…観る!11/20 07:25
2011-11-21 00:01
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