「海の上のピアニスト」 [*映画]
●監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
●原作:アレッサンドロ・バリッコ『海の上のピアニスト』
●音楽:エンニオ・モリコーネ
●1998年/イタリア
2014年8月20日(水)13:30〜16:00、ムービープラスにて視聴。
豪華客船で生まれ育ち、一度も船を降りなかった天才ピアニストの数奇な生涯を描いた物語。
1900年。
多くの移民たちを米国に運ぶ豪華客船ヴァージニアン号。
黒人機関士ダニーは、ダンス・ホールのピアノの上に置き去りにされた赤ん坊を見つける。
「1900(ナインティーン・ハンドレッド)」と名付けられたその子供は、
船の中で成長し、やがてピアニストとして天才的な才能を開花させていく。
これも今更ながらようやっと観た映画のひとつ。
大好きな映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の
ジュゼッペ・トルナトーレとエンニオ・モリコーネによる有名作なのに、
どうして今まで観たことなかったんだか( ̄~ ̄;)
あの終わり方。
感動した人もいれば納得いかない人もいて、激しく賛否両論のようだけど、
私はストレートに泣けちゃったな。
マックス(コーン)と初めて出会い、揺れる船の大広間でピアノごと移動しながらの演奏も
ジャズ・ピアニストとのピアノ対決も楽しかった!!!
ティム・ロス。
この映画のおかげでまた一人好きな俳優さんが増えましたよ。
本質を見透かしてるのか、それとも深く物事を考えてないだけの天然さんなのか、
とにかくとらえどころのない1900という人物にハマり過ぎてちゃって!
そのくせ最後はしっかり泣かせてくれるし。
1900のセリフ、ひとつひとつが深く響きました。
「ハードコアの夜」 [*映画]
●監督・脚本:ポール・シュレイダー
●1979年/アメリカ
2014年8月20日(水)11:00〜13:00、ザ・シネマにて視聴。
敬虔なクリスチャンであり、ミシガンで家具工場を営むジェイクは、
カリフォルニアへ旅立ったまま行方知れずとなった愛娘を探すために私立探偵を雇う。
だが、探偵が持ってきたのは、娘が出演しているポルノ映画だった。
怒りに燃えるジェイクは、ポルノ映画のスポンサーを装って業界に潜入、
娘の足取りを追うが……。
『タクシードライバー』の脚本を手掛けた
ポール・シュレイダーによる監督(兼・脚本)作品ということで、
観る前はもっと期待してたけど・・・正直、尻すぼみ感は否めず。
でも、ジェイクパパがポルノ業界人を装って出演男優の面接するシーンは面白かった。