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「菱田春草展」 [*アート鑑賞]

菱田春草展チラシ.jpg

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10月24日(金)は、
東京国立近代美術館で開催中の「菱田春草展」に行って来ました。

生誕140年を記念した大回顧展
空いてることを期待して、敢えて18時以降(金曜日は20時まで開館)に行ったら・・・!
すんごく混んでてビックリ!!
(↑後から知ったけど、テレビで特集番組が放映されてた模様)

後期に行ったので、
重要文化財である4点中1点(『落葉』〈1909(明治42)年10月〉)は観られなかったけど、
他の3点は観ることができました。
『賢首菩薩』〈1907(明治40)年10月〉、『王昭君』〈1902(明治35)年3月〉、
『黒き猫』〈1910(明治43)年10月〉)
猫好きの自分としては、特に『黒き猫』が眼福もの。想像以上の愛くるしさ!!

他に気に入った作品は、
『暮色』(1901〈明治34〉年4月)、
『柿に猫』『柿に烏』(ともに1901〈明治43〉年)。
黒猫と烏は、春草が晩年に好んだモチーフだそうで、
『柿に猫』『柿に烏』の《画の下側に黒猫、上側に烏》という配置が静かに印象的。

春草は、誕生日を目前にした1911〈明治44〉年9月16日に36歳の若さで夭折
病に侵されながら描いた最後の作品『早春』『梅に雀』(ともに1911〈明治44〉年3月)を
じっとみていたら、絵の前でつい泣きそうになった。

時間が許す限り、所蔵作品展も観て回る。
ルソー藤田嗣治竹久夢二クレーなど、ここではお馴染みの画家たちの作品を。
東山魁夷『白夜光』(1965年)と『雪降る』(1961年)…美しかったなあ。
奈良美智『Harmless Kitty』(1994年)はやっぱり可愛い。

鑑賞後は、特設ショップ長方形ポストカードを2点購入。
ショップの混雑っぷりも凄かった…!
(左側が『柿に猫』、右側が『黒き猫』

菱田春草展ポストカード.jpg

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