ある日の夕食【219】 [*料理]
6月29日(日)の我が家の夕食。
前日(28日・土)の夕食づくりに使った食材の残りに少し買い足して作る。
献立は…
●豚そぼろ丼
*生椎茸・生姜をみじん切りにする。
かいわれ大根は根元を切り落として水洗い。粗く刻む。
フライパンに胡麻油を熱し、生姜から炒める。
豚挽肉を加え、炒め合わせる。挽肉の色が変わったら椎茸を加える。
全体に油が回ったら合わせ調味料(醤油・オイスターソース・酒・みりん・砂糖)を加え、
水分を飛ばしながら炒める。
器にご飯をよそってそぼろをかける。かいわれ大根を散らし、紅生姜をのせる。
※最初は木綿豆腐を崩したものを挽肉と一緒に炒めるつもりだったけど、
間違えて絹ごし豆腐を買ってきてしまったので、急遽、生椎茸のみじん切りで代用。
●味噌汁
*具材は、半月切りにんじん・いちょう切り大根・小口切り小ネギ。
●オクラとトマトの柚子胡椒サラダ
*オクラは塩ずりをして熱湯で茹でる。ザルにとり流水で冷やしたら斜め切りに。
トマトはサイコロ状(1〜1.5cm角程度)に切る。
ボウルで柚子胡椒・酢・サラダ油・黒胡麻を合わせてドレッシングを作る。
トマト・オクラと一緒に和えて、冷蔵庫で冷やす。
●ノンアルコール類
*夫はビールテイストのノンアルコール缶飲料、
私はチューハイテイストのノンアルコール缶飲料。
「須賀敦子全集 第1巻」 [*読書ノート(国内)]
須賀敦子さんの著書を読むのはこれが初めて。
日本語の文章が美しい作家として、彼女の名があがるのをあちこちで見かけてたので、
前々から読んでみたいなと思ってました。
収録作品は、
デビュー作でもある『ミラノ 霧の風景』、
60年代ミラノの小さな共同体に集う人々の、希望と熱情の物語『コルシア書店の仲間たち』、
さまざまな出会いを綴った、連作エッセイ12篇『旅のあいまに』。
イタリアで出会った人々との出会いや別れ。様々な体験。
そこにあるのは、異国で暮らす喜びや興奮ばかりではないんだね。
長い年月を経て変わりゆく友人たち。老いや死を通じて思い知らされる時の流れの残酷さ…。
どのエピソードも深みがあって、
こういうのってやっぱり、完全にその国の社会の一員として暮らした人でないと書けないよなあ。
淡々とした文体で綴られているようでいて、
揺るぎない何か軸のようなものを感じさせてくれる筆致が素晴らしいなと思いました。
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