「ファントム・オブ・パラダイス」(再見) [*映画]
2010年9月10日、レンタルDVDで鑑賞。
映画鑑賞も好きだけど、
どっぷりハマりまくる時とそうでない時の差が割と激しいため、
実際観てきた本数トータルはまだまだ少ない。
そんな自分が今まで観たことある中で
たぶん一番好きな映画がこの「ファントム・オブ・パラダイス」。
久しぶりにまた観たくなって、DVDレンタルしてきました。
一番最初にこれを観たいと思ったきっかけは、
故・山田花子さんの漫画『嘆きの天使』(1990年・青林堂)を
学生時代に読んだことから。
同作品に収録されている「続・運命の囚人」の中で
ポール・ウィリアムズの「The Hell of it」(エンドロール曲)の
歌詞が抜粋されています。
何の取り柄も無く
人にも好かれないなら死んじまえ
悪いことは言わない
グッドバイ
生きたところで負け犬
死ねば音楽くらいは残る
お前が死ねばみんな喜ぶ
ダラダラと
いつまでも生き続けるより
思いきりよく燃え尽きよう
生きるなんてどうせくだらない
(注:ここに載せた歌詞は部分的に抜粋してあります)
この歌詞を読んで、当時ものすごく衝撃受けました。
一体どんな映画なんだろうって。
ソッコーでレンタル屋に走ってビデオ借りました。
打算と滑稽さと狂騒の果てに見えるもの。
クレイジーなのに悲哀漂う。切ない!
トチ狂い気味のオカマロッカー・ビーフ、カッコいい!
音楽も良い!
一番好きなのは先のエンドロール曲「The Hell of it」だけど、
(↑曲は軽快なのに歌詞が陰鬱なところがジワジワくる)
序盤のウィンスロー(主人公)弾き語りによる「Faust」最高!
アンデッズの「Somebody Super Like You」最高!
他の曲も大好きだ!!
ちなみにファントム(ウィンスロー)のマスクは、
漫画「ベルセルク」の登場人物・闇の翼フェムトがかぶっていた
兜(?)のモデルになっていることでも有名ですね。
▼Paul Williams「The Hell of it」
(From ; Phantom of the Paradise)
今日のつぶやき 2010/10/22 [*Twitterまとめ投稿(〜2013/8/5)]
- Heri_Beriぎゃ!国立新美術館で開催してた「陰影礼讃」展。コレは良さそう、ぜひ行かねばと思ってたのにチラシをよくよく見直したら10/18で終了してた…。ああああ私の馬鹿ぁぁぁっっっ!!