「シュルレアリスム展」 [*アート鑑賞]
3月28日(月)、国立新美術館で開催中の
「シュルレアリスム展 —パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による—」に行って来ました。
この企画展は昨年から楽しみで楽しみで…。
ダリ、マグリット、エルンスト、デ・キリコ、ミロ、タンギーの作品が
一度に鑑賞できるなんて嬉し過ぎる!
あと、こないだブリヂストン美術館で見て以来気になってた
ジャクソン・ポロックの作品も出展されているそうなので
ますます期待度は高まります。
平日の昼間にも関わらず、かなりの盛況ぶり。
さすが人気ありますね〜。
どの作品も難解ではあるものの自分なりに夢幻の世界を楽しみました。
絵画、写真、彫刻、映像、書籍/雑誌/ビラ/メモなどの貴重な資料…などなど
バラエティに富んだ展示内容で私たちの目を飽きさせません。
ハンス・ベルメールの人形(写真/1934年初め)、
リュシアン・ロレルによるロートレアモン『マルドロールの歌』のための挿図(1947年)、
なんてのもありました。
そういえば『マルドロールの歌』、まだ積ん読状態だったわ…。
ジャクソン・ポロックの「月の女が円を切る」(1943年)は激しかった。
図録の解説によると、
『「なにを」ではなく「いかにして」描くのかが彼にとっての主要な関心事』だそうで。
作品そのもののインパクトだけでなく、アプローチの仕方にも驚かされます。
それと、会場内の数カ所に映像スペースがあって、
ルイス・ブニュエルの「アンダルシアの犬」(1929年)、
「黄金時代」(1930年)などが上映されていました。
「アンダルシアの犬」、20年位前にレンタルビデオで観たなあ…。
これって、ダリも脚本やキャストで参加してたんですよね。
他で特に印象的だったのは…
●ドラ・マール「まねをする子ども」(1936年頃)、「無題[夢幻的]」(1935年)
●アルベルト・ジャコメッティ「テーブル」(1933年/1969年)
●ウィルヘルム・フレッディ「聖アントニウスの誘惑」(1939年)
●マックス・エルンスト「クイーンとともにゲームをするキング」(制作年不詳)、
「最後の森」(1960-1970年)、「愚か者」(1961年)
●ポール・デルヴォー「アクロポリス」(1966年)
●ルネ・マグリット「ダヴィッドのレカミエ夫人」(1967年)
意味はさっぱりわからんちん!だったけど(笑)
2時間弱の超現実世界、たっぷり堪能させてもらいました。
鑑賞後はもちろん図録を買いました!
会期中にもう一回、また行けたら行きたい。
コメント 0