国際子ども図書館&国立西洋美術館へ [*アート鑑賞]
10月22日(金)、
上野にある国際子ども図書館と国立西洋美術館に行ってきました。
上野に着く頃には既に16時半近かったので、
まずは先に17時で閉館する国際子ども図書館の方へ。
国際子ども図書館。
30分弱しかいられなかったけど、イイなあ、ココは。
ルネサンス様式を取り入れた明治期洋風建築の代表作のひとつなのだそう。
外観はもちろん、内装もとにかく素晴らしい。
階段や照明のつくりひとつを取っても絵になります。
閉館まぎわで人もほとんどいなかったので、
館内はひっそりと落ち着いてました。
土日の昼間はもっと違った雰囲気なんだろうな。
静かな照明をぼんやり眺めながら、なんとなく得した気分に。
ちょうど今年2010年は開館10周年及び国民読書年ということで、その記念として「絵本の黄金時代 1920~1930年代―子どもたちに託された伝言」展を開催中。
大人の自分も思わず心くすぐられる素敵な絵本の数々にワクワク。
時間切れでじっくり見れなかったのが本当に残念だ~。
展示期間は来年2月6日までだそうなので、またぜひ来よう。
今度は時間作ってゆっくり鑑賞するぞ!
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子ども図書館を出て、次は国立西洋美術館へ。
ここは毎週金曜日のみ夜の20時まで鑑賞OKなのが嬉しい。
まずは前庭にずっしりと構えるオーギュスト・ロダン作「地獄の門」。
深い絶望、恐怖の門。
夕方から夜にかけ段々と暗くなる空の下でじっと見つめていると、何ともいえない重厚さを感じます。ブロンズの独特な輝き、色味、質感にもひとつひとつ意味が込められているかのような迫力。圧倒されました。
ここに来たのが遅い時間帯でかえってラッキーだったかも(地獄の門に対してラッキーって書き方はおかしいけどね)。
こちらの美術館も「ぐるっとパス」の利用が可能。
常設展(ルネサンス以降の西洋美術の流れを幅広く概観できるコレクション展示)を無料で楽しむことができました。
入り口でもらった展示品リストにざっと目を通す。
す、すごい! 作品数の多さにビックリ!!
鑑賞にはたっぷり2時間ほどかかったけど、
美術素人ながら、その質と量の充実ぶりに大満足でした。
西欧の中世後期から18世紀末頃までに活躍した作家達(オールドマスター)の作品。
ミレー、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホなど19世紀から20世紀初頭にかけてのフランス美術史を代表する画家達の作品。
先述のロダンのその他の彫刻作品群。
エルンスト、ミロ、ピカソなど新しい視点・多様性を教えてくれた20世紀の画家達の作品。
いや~、無料でこれだけ魅力的な作品の数々を拝めるとはありがたや。
ここもまた絶対に来たいです!
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