東京国立博物館 平成館&本館 [*アート鑑賞]
5月27日(金)、東京国立博物館 平成館で開催されていた
「特別展 写楽」を鑑賞後、
同じ平成館の一階にある考古展示室で「日本の考古」を、
本館の一階で「ジャンル別展示」、二階で「日本美術の流れ」を
鑑賞して来ました。
しばらく仕事期間に入っていたため、
前回の記事からすっかり日数経ってしまった…。
縄文時代の土器、弥生時代の銅鐸、古墳時代の埴輪など
それぞれの時代を代表する様々な考古遺物で
時代の歴史を辿ることができます。
ここでは、撮影禁止のプレート表示がないものは
撮影OKだそうなので、中でも特に印象的だった埴輪を
写真におさめてきました。
埴輪の表情…可愛いなあ。見てて飽きないなあ。
埴輪 盾持人(たてもちびと)
群馬県太田市・若水塚古墳出土〈古墳時代・6世紀〉
埴輪 盛装の男子(せいそうのだんし)
群馬県藤岡市白石字滝出土〈古墳時代・6世紀〉
埴輪 腰をかける巫女【重要文化財】
群馬県大泉町古海出土〈古墳時代・6世紀〉
埴輪 琴をひく男子
伝茨城県桜川市出土〈古墳時代・6世紀〉
埴輪 鍬(くわ)を担ぐ男子
群馬県伊勢崎市下触町出土〈古墳時代・6世紀〉
埴輪 馬
群馬県藤岡市白石字滝出土〈古墳時代・6世紀〉
石人(せきじん)【重要文化財】
福岡県八女市・岩戸山古墳出土〈古墳時代・6世紀〉
また、本館の一階と二階には全部で23の展示室があり、
絵画、彫刻、書跡、陶磁、染織、刀剣、金工、漆工などの
日本の美術・工芸作品と歴史資料、
アイヌ・琉球関係資料が展示されています。
国宝・重要文化財など第一級の優品を含む様々な美術作品から
多様な日本文化とそこから生まれた日本美術の多彩な展開、
そして日本人の美意識の変遷を楽しむことができます。
全部の部屋の作品をひとつひとつ丁寧に見て回ったら
一日あっても足りるかどうか…って程の大ボリューム!
今回は時間の都合で早足になっちゃったけど、
今度来た時はもっとゆっくり鑑賞したいなあ、と思いました。
また、本館の建築は、
瓦屋根をいただき東洋風を強く打ち出した「帝冠様式」の代表作なのだそう。
大階段がとても気に入ったのでこれも写真で残しておこっと。