ひとり美術館ハシゴ【30】 [*アート鑑賞]
12月20日(木)は、
東京都美術館、国立科学博物館に行って来ました。
●東京都美術館で「メトロポリタン美術館展」を観る
(ぐるっとパスを利用)
↓
*徒歩で移動。
↓
●国立科学博物館へも寄ってみる
(ぐるっとパスを利用)
…と、今回はこんな感じの流れで2館を回りました。
■ 東京都美術館 ■
「東京都美術館リニューアル記念
メトロポリタン美術館展 大地、海、空 — 4000年の美への旅」
世界最大規模を誇る“美の殿堂”、NYのメトロポリタン美術館(愛称Met)から、
4000年にわたる「人類の美の遺産」が、東京にやってきます。
万物の源であり、我々にとって神秘的であり続ける「自然」を切り口として、
絵画のみならず工芸品、彫刻、写真作品などにより、
古代メソポタミア文明から現代までのエッセンスを紹介する本展では、
圧倒的なスケールとコンセプトの奥深さで、
これまでにない感動を味わっていただけることでしょう。
リニューアルオープンを迎えた東京都美術館にて、
世界最高峰の珠玉のコレクションをじっくりとお楽しみください。
(「メトロポリタン美術館展」チラシの紹介テキストより抜粋)
「西洋の美術において風景や動植物がどのように捉えられてきたのか」をテーマに、
幅広いジャンルから作品を集め、展示が構成されています。
レンブラント、ヤン・ブリューゲル(子)、ドラクロワ、ゴーガン、ルノワール、
ミレー、ティファニー、エミール・ガレ、ルドン、オキーフ、ユベール・ロベール、
ターナー、モネ、セザンヌ、ヴラマンクなどなど多彩です。
今回の目玉&日本初公開でもあるフィンセント・ファン・ゴッホ「糸杉」(1889年)を
生で鑑賞できたのも貴重な体験だし、
大好きなホッパーやルソーの絵、杉本博司の写真もあって嬉しいな。
内側からぼんやり光を放ってるかのようなポンポンの大理石シロクマも写真以上に可愛い!
デザイン:ジョン・ヘンリー・ダール/織り:モリス商会のジョン・マーティンによる
「緑樹」も素敵。
作品の中に織り込まれている言葉は、
ウィリアム・モリスによる詩あるいは謎かけだそうです。
上で書いたものも含めて特に気に入った作品は…
●フランソワ・ポンポン「シロクマ」(大理石/1923年頃)
●デザイン:ルイス・コンフォート・ティファニー/製造:ティファニー・スタジオ
「ハイビスカスとオウムの窓」(有鉛ファヴリル・ガラス/1910〜1920年頃)
●アルフレッド・スティーグリッツ「切妻とリンゴ」(写真/1922年)
●杉本博司「ボーデン湖、ウットヴィル」(写真/1993年)
●アンリ・ルソー(通称ル・ドゥアニエ[税関吏])
「ビエーヴル川の堤、ビセートル付近」(1908〜1909年頃)
●デザイン:ジョン・ヘンリー・ダール/織り:モリス商会のジョン・マーティン
「緑樹」(デザイン1892年、織り1915年)
●ギュスターヴ・クールベ「オルナンの風景」(おそらく1850年中頃)
●エドワード・ホッパー「トゥーライツの灯台」(1929年)
図録も2種類の表紙(ポンポンのシロクマとゴッホの糸杉)で作られたものが
それぞれ販売されていて、さすが力入ってるなあ〜。
欲しかったけど、今月はお小遣い結構使っちゃってかなりキビシかった(^^; ので
購入は諦めますた(泣
「メトロポリタン美術館展」鑑賞後は、1階の「M cafe」で昼食。
スモークチキンとチェダーチーズのサンドとアイスコーヒーをいただきました。
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■ 国立科学博物館 ■
ぐるっとパス有効期限がちょうど今週で切れるので、
メトロポリタン展の後は科博に寄り道。
本当は「チョコレート展」行きたかったんだけどねえ…
減量中の今、誘惑に勝てる気がしない過ぎる…orz
なので今日はとりあえず見送り(会期中に間に合えば行きたい!)。
時間的な都合で今回は日本館も地球館も回れなかったけど、
シアター36○へはしっかり行ってきました。
科博行った時コレは絶対外せません!
今回の上映内容は「恐竜の世界」と「宇宙137億年の旅」。
2012-12-21 15:03
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