SSブログ

ひとり美術館ハシゴ【29】 [*アート鑑賞]

11月16日(金)は、
太田記念美術館ラフォーレミュージアム原宿に行って来ました。

太田記念美術館「月岡芳年」展(後期)を観る
 ↓
*徒歩で移動。
 ↓
ラフォーレミュージアム原宿「デヴィッド・リンチ展」を観る

…と、今回はこんな感じの流れで2館の展覧会を回りました。


 太田記念美術館 
「没後120年記念 月岡芳年」(後期)

月岡芳年チラシ_01.jpg

月岡芳年チラシ_02.jpg

太田記念美術館_01.jpg

太田記念美術館_02.jpg

前期は行けなくってさあ…(泣)
その分、後期でしっかり堪能する!と意気込んで行って参りました。

近年ブームとなっている浮世絵師、歌川国芳。
この国芳の門弟であり、実力と人気、二つの面から見て国芳の後継者と呼ぶにふさわしいのが月岡芳年です。
動乱の幕末期から新時代を迎えた明治期にかけて活躍しており、
浮世絵の歴史の最後を彩った人物として、しばしば「最後の浮世絵師」とも称されています。
本展覧会では、代表作や新発見を含む約240点の作品を通して、
今年没後120年を迎える月岡芳年の全貌を紹介します。
東京で17年ぶりに開催される大回顧展となります。
(「月岡芳年」チラシの紹介テキストより抜粋)

今回惹かれたのは藤花と鯉の花鳥画(「藤花鯉魚」(1889〈明治22〉年))。
じっと見てると今にもゆらめきそうで淡い色合いも素敵。
今回の展示では一番好き!と思った。

今夏に平木浮世絵美術館で観て気に入った
「奥州安達がはらひとつ家の図」(明治18〈1885〉年)と
「芳流閣両雄動」(明治18〈1885〉年)
(↑平木のリストでは「芳涼閣両雄動」になってたけど…)もあった!
また再会出来て嬉しい。

今年は没後ちょうど120年ということで
いろんなとこでいろんな芳年絵を観れて、まさに充実の年だったな。

あ、それとこの芳年展チケット半券を
横浜美術館国芳展で提示すれば200円引き(入館料相互割引プラン)で鑑賞できるそうで。
国芳展も行く予定なのでありがたい。半券なくさないようにしなくちゃね。

******************************************

芳年展鑑賞後は地下の「かまわぬ」で久々に買い物。
もういっこ「手拭しずくよけ(ペットボトルカバー)」が欲しいと思ってて、
今持ってるのは夏らしい金魚と水草の絵だから、今回は秋っぽい絵柄で。

かまわぬ_01.jpg

かまわぬ_02.jpg

かまわぬ_03.jpg

******************************************

 ラフォーレミュージアム原宿 
「デヴィッド・リンチ展 〜暴力と静寂に棲むカオス」

デヴィッド・リンチ展チラシ.jpg

実はリンチの監督作品は「エレファント・マン」しか観たことない私。
「ツイン・ピークス」「マルホランド・ドライブ」など
前々から気になってはいたもののいまだに未見…。
ファンを名乗るには超おこがましいレベル(^^; なのだけど、
彼の作風には前から何となく惹かれるものがあったので、
リンチ展も開催前から楽しみにしてました。

今回の企画展では、
絵画、ドローイング、写真、計75点のアート作品(このうち72点が日本初公開)、
日本初公開となる作品1本を含む実験的な短編映画5本が
入れ子構造で展示&上映されていました。

写真も絵も映像も好みチック、
暗い照明の室内をぐるぐる回りながら進む感じの構成もなんか楽しかったなあ。
かたつむりの殻の中をイメージしてる?と勝手に想像。

時間が足りなくて映像は全部観られなかったのが心残り。
特に「Crazy Clown Time」
(2012年、リンチの音楽アルバム「Crazy Clown Time」
からの同名ファースト・シングルのPV作品として撮影・制作)、
「16MM Experiment」
(1968年、ペンシルバニア州フィラデルフィア市にて撮影)
がヨカタ!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。