ひとり美術館ハシゴ【17-1】 [*アート鑑賞]
1月25日(水)は、
根津美術館、山種美術館、森アーツセンターギャラリーに
行って来ました。
この日の前夜〜当日にかけては
ヨーグルトポムポム(前回の記事)を作ってて寝るの遅くなっちゃったけど、
何とか起きれた(笑)。
*表参道駅へ
↓
●根津美術館で「百椿図」展&各コレクション展を観る
庭園も散策
↓
*徒歩で移動
↓
●山種美術館で「ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」展[後期]を観る
(ぐるっとパスを利用)
↓
*日比谷線で六本木駅へ移動
↓
●森アーツセンターギャラリーで「歌川国芳展」を観る
(ミューぽん割引を利用)
…と、今回はこんな感じの流れで3館の展覧会を回りました。
■ 根津美術館 ■
「[コレクション展]
椿をめぐる文雅の世界 百椿図」
江戸時代初期、空前の椿園芸ブームのもとで制作された
「百椿図(ひゃくちんず)」の全貌、
そして室町時代の花鳥画や江戸時代の工芸品などの椿図も
併せて紹介されています。
まさに新春にピッタリの華やかな企画展。
や〜もう、とにかく「色が綺麗!」の一言。
特に花びらの赤の発色が鮮やかで印象的でした。
最も目をひいたのはやっぱり目玉作品の「百椿図」かな。
芸術品として優れているのはもちろんのこと、
ここに描かれた100余種の椿の中には遺伝的に安定していなかったためか、
現在は伝わっていないと思われる花も少なくないのだそう。
「百椿図」は美しくも儚い園芸椿の貴重な記録でもあるようです。
他の展示室にある仏教彫刻や古代中国の青銅器、宝飾時計などの
美術品も素晴らしかった。
鑑賞後は広くて風情豊かな庭園の散策。
まだ残ってる雪が庭の緑を更に引き立てていて撮影にも熱が入りました。
調子にのって撮りまくり。
そしてあっという間にバッテリーが残り僅かに(笑)。
《庭園内の写真は次回の記事でアップしたいと思います》
あちこち歩き回っていたら腹減ってきたので併設の「NEZUCAFÉ」で昼食。
ちょうど窓際カウンター席の一番はじっこが空いててラッキー♪
お店の方に許可をいただき、早速記念にパチリ。
「本日のパスタ」にサラダとブレンドコーヒーをセットでいただきました。
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■ 山種美術館 ■
「山種美術館創立45周年記念特別展
ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」
【後期】戦前から戦後へ
昨年11月に行った前期に続いて、後期展示の鑑賞です。
今回は「戦前から戦後へ」がテーマ。
前に観たことある作品も何点かあるので、今回の鑑賞はおさらい的な感じかな。
速水御舟はやっぱり素晴らしい!
特に「炎舞」「桃花」「紅梅・白梅」「白芙蓉」大好き!
福田平八郎の「牡丹」も秀逸。何度観ても美しいわあ。
それと観るのは多分今回が初めてであろう
岩橋英遠の「暎」(1977〈昭和52〉年)、
横山操の「越路十景 のうち 蒲原落雁」(1968〈昭和43〉年)も良かった。
これ絵葉書売ってたかな。あるなら買っとけばよかったな。
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■ 森アーツセンターギャラリー ■
「没後150年 歌川国芳展」
ここの会場に入ったのは18時ちょっと前だったかな。
六本木という場所柄もあったろうし、
ちょうどお勤め帰りの人もいただろうしで
もう会場内はとにかくハンパじゃない混みっぷり!!!
平日だからと思って甘くみてた私がアホでした。
作品をひとつひとつじっくりゆっくり鑑賞することは叶わず、
人の頭越しに遠くから眺めつつヒョイヒョイ移動する感じ。
なので細かい感想が書けまへん…トホホ(泣
…とはいうものの、
遠目で眺めても構図センスの良さ、色使いの綺麗さはハッキリわかる。
やっぱり国芳は根っからの奇才アーティストなんだな。
あ!新たに発見され本展が初公開という
「きん魚づくし ぼんぼん」(1842〈天保13〉年頃)だけは
人がいなくなるのを待ってじっくり堪能した!
まあ、それが出来ただけでもヨシとしとくか…ハハ(とか負け惜しみw)。
知識も鑑賞経験もまだまだヒヨッ子の域を出ない私だけど、
ますます浮世絵が好きになりました。
当然、図録はしっかり買って帰宅。
ちゃんと観れなかった分、こっちで脳内補完しよ。
2012-02-27 22:17
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