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宝石サンゴ展 & THEATER36○ (シアター・サン・ロク・マル)& 日本のボタニカルアート展 [*アート鑑賞]

宝石サンゴ展チラシ.jpg

日本のボタニカルアートチラシ.jpg

国立科学博物館_01.jpg

5月27日(金)、国立科学博物館
「宝石サンゴ展〜深海からのおくりもの〜」
「日本のボタニカルアート—太田洋愛画伯の原画を中心として—」の鑑賞、
そして「THEATER36○(シアター・サン・ロク・マル)」
映像プログラムを楽しんできました。

前回&前々回の記事で書いた
トーハク「写楽」展「日本の考古」などの鑑賞後に行きました。
トーハク内でかなり歩き回ったため、足は疲れまくりだったけど…。
こちらの展示内容にも興味あったので、えいっと足を伸ばしてみることに。
「ぐるっとパス」のおかげで入場無料♪
こちらも面白くて、行って良かったです。


まずは地球館地下「宝石サンゴ展〜深海からのおくりもの〜」から。

深海に生息し、成長に多くの年月を要する貴重な「宝石サンゴ」
その美しい光沢から「深海のジュエリー」とも呼ばれているそうです。
今回の企画展では、
その「宝石サンゴ」の自然史標本、文化史資料を紹介するとともに、
「宝石サンゴ」からつくられた美術工芸品やアクセサリーの数々も
展示されています。

「宝石サンゴ」って
紀元前から世界各地で珍重されてきたんですね。
初めて知ることばかりで興味深かったです。
深海で生まれ育ったものが人の手によって更に美しく磨かれ開花する…
改めて考えるとすごく神秘的です。


次は、日本館地下「THEATER36○(シアター・サン・ロク・マル)」
ここも面白かった!
ドームの内側すべてがスクリーンになっていて、
その中のブリッジに立ち、約10分程の映像を楽しむというもの。
なかなかの迫力と浮遊感がクセになりそうです。
…と言いつつ、あまり慣れてなくちょっと怖かったので、
最初から最後まで
手すりにガッシリ掴まりながらのおっかなびっくりな10分間だったけど…(笑)。


最後は、日本館企画展示室
「日本のボタニカルアート—太田洋愛画伯の原画を中心として—」

今回「宝石サンゴ展」の情報しか知らなくて、
ここに来て初めてこの企画展のことを知ったんだけど、
もともと子供の頃から植物図鑑のイラスト見るのは好きだったので、
こちらもかなり楽しめました。

ボタニカルアートは、
交通機関がまだ未発達だった時代のヨーロッパで生まれたそうです。
遠い植民地から植物を生きたままで運ぶには長い航海を経なければならないため、
当時持ち込まれる植物の種類や数は限られていました。
いつ枯れるか分からない、二度と見られないかもしれない
さまざまな異国の植物の肖像画的役割を果たしたのが、
このボタニカルアートだったんですね。

植物の姿を正確で細密にとらえるという学問分野的な絵でありながら、
芸術的な美しさも兼ね備えている。
色彩の綺麗さも素晴らしい。
花や緑の美麗な描写は、生で鑑賞すると一層魅了されちゃいます。

この日の鑑賞三昧もとっても有意義なものでした。
足はめちゃくちゃ痛くて疲れたけどね…(笑)。

帰りがけに
入り口そばに展示されている蒸気機関車をパチリ
国立科学博物館_02.jpg

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