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テルミン(世界で最初のふしぎな電子楽器)【1】 [*音楽(その他)]

1920年にロシアで発明された、
世界初の電子楽器「テルミン」

最初にテルミンという楽器を知ったのは、
10年位前に観たBUCK-TICKのライブ。
2人いるギタリストのうちのお一方、今井寿さん
カッコいいのとダサいの間をギリギリ紙一重でいってるような
とても不思議なお方。
ヘンなことや実験的なことを音楽に取り入れるのが大好きで、
ギター片手にテルミンをブインブイン鳴らす
お茶目!?なライブパフォーマンスに心ときめいたものでした。

テルミンを取り入れたロック・ナンバーで最も有名なのは、
やっぱりレッド・ツェッペリンの『胸いっぱいの愛を』でしょうか。
ビーチ・ボーイズ『Good Vibrations』にも
テルミンのような音色が使われていますが、
こちらで導入されているのは、エレクトロ・テルミンという
シンセサイザーのような(?)楽器なんだそうです。

↓ちなみにテルミンとはコレ。

クララ・ロックモアによる演奏映像(The Swan)


B-Tライブがきっかけで、
テルミンというキーワードが
頭の中をぐるぐるしてた2000〜2001年頃、
その電子楽器・テルミンにスポットを当てた
ドキュメンタリー映画『テルミン』(1993年/アメリカ/83分)が
公開されることを知りました。
まさにタイムリーではあったんだけど、
その時は上映館まで足を運ぶのが億劫で…(笑)。

昨年の秋、たまたま隣町のTSUTAYAで
この『テルミン』の映画DVDを見つけ、レンタル鑑賞。
テルミンという楽器自体、
手を触れずして音を奏でるという摩訶不思議ツールだけど、
この楽器の発明者、レフ・セルゲイヴィッチ・テルミン博士
生き様もなかなかに数奇で波乱に満ちていたという、
ドキュメンタリーでありながら奇妙な味わいのある映画でした。
(ここでも上述のクララ・ロックモア女史の美しい演奏が聴けます)

で、最近またテルミン気になり始めてて。
検索してたら、こんな動画をみつけました。

サイレント映画『不思議の国のアリス』(1903年撮影。実写版アリスとしては
世界最古の作品らしいです)の映像に、
あの『暗い日曜日』(…の歌詞なし&テルミン挿入バージョン。誰かのアレンジ??)
をのっけたもの。

オリジナルの『暗い日曜日』は、
聞くと死を誘発する別名「自殺の聖歌」として、
発表当時(1933年)のハンガリーでは、
発売中止になったと伝えられてますね。
私はダミアの歌でしかこの曲知らないけど、
悲しく切ない感じがむしろ綺麗に思えて好きです。
浅川マキさんの同名カバー曲も
最近初めて聴いたらとても良かった。

この動画、人によっては怖い(?)かもしれないので、
下のプレイヤーは一応クリック注意してください。

▼テルミン+世界で最初の不思議の国のアリス実写1903


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