「ぼくのエリ 200歳の少女」 [*映画]
●監督:トーマス・アルフレッドソン
●原作:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『MORSE(モールス)』
(※脚本もヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト本人が手掛けている)
●2008年/スウェーデン
2014年9月24日(水)14:30〜16:30、イマジカBSにて視聴。
ある少女に恋をした12歳の少年の、哀しくも美しい初恋物語。
スウェーデンの作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストによる小説の映画化。
ストックホルム郊外に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカーは、
学校で執拗ないじめを受けており、友達のいない孤独な日々を過ごしていた。
ある日、エリという少女が一人の男性と共に隣家に引っ越してくる。
ぼさぼさの黒髪に青白い顔、そして夜にしか姿を現さないエリ。
そんなミステリアスな彼女にオスカーは初めての恋をする。
最初はエリから拒絶されるオスカーだったが、
毎晩のように顔を合わせるうちにふたりの距離は近づいていく。
やがて、オスカーはエリの正体と悲しき運命を知ることになる…。
同監督による『裏切りのサーカス』が良かったので、こちらの映画も気になってて。
ラスト直前、屋内プールで起きた、ある出来事。
起きてる事は物凄い(ある意味スッキリ)のに、シーンそのものはやけにサラリと流してる。
かえって…怖…。
しかも、エリと一緒に引っ越してきた男の正体(?)がわかってくると、
ラストのその先をなんとなく想像しちゃって、静かにゾッとさせられる。
全体的にヒンヤリと静かな冷気を帯びたような雰囲気は好きだし、
面白かったとは思うけど・・・
同じ監督作品でいえば、『裏切りのサーカス』の方が私は好みかな。
でもこれ、原作がかなり良いと聞いたので、そっち読めば感想も変わるかもしれない。
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