「鑑定士と顔のない依頼人」/「17歳」 [*映画]
6月27日(金)、早稲田松竹で《美しすぎる彼女の秘密》というテーマのもと、
2本立てで『鑑定士と顔のない依頼人』『17歳』を観て来ました。
久しぶりの映画館!
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『鑑定士と顔のない依頼人』
●監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
●音楽:エンニオ・モリコーネ
●2013年/イタリア
大好きな映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督さんでもある、
ジュゼッペ・トルナトーレの最新作。
音楽は、
同じく「ニュー・シネマ・パラダイス」で叙情的な素晴らしい旋律を聴かせてくれた
エンニオ・モリコーネが手掛けてます。
天才的な鑑定眼をもち、世界中の美術品を取り仕切る一流オークショニア、
ヴァージル・オールドマン。
ある屋敷に遺された絵画や家具の鑑定依頼が彼のもとに舞い込む。
屋敷には、隠し部屋から姿を現さない依頼人と、
もし本物であるなら歴史的大発見となる、ある美術品の “一部” が待っていた——。
ヴァージル・オールドマン宅の秘密部屋、
壁一面にびっしり飾られた女性の肖像画はなかなか圧巻でした。
西洋の美しい家具や調度品をふんだんにしつらえた屋敷のお部屋も素敵。
住みたいわ〜。
ネタバレになるから詳しくは書かないけど、
ラストと真相については賛否両論のようですね。
まあ、とにもかくにも最後のシーンはお気に入り。
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『17歳』
●監督・脚本:フランソワ・オゾン
●2013年/フランス
夏のバカンス先で初体験を終え、17歳の誕生日を迎えたパリの名門高校生・イザベル。
バカンスを終えてパリに戻った彼女は、
SNSを通じて知り合った不特定多数の男たちと密会を重ねるようになる。
そんなある日、馴染みの初老の男が行為の最中に急死。
イザベルはその場から逃げ去ってしまうが…。
正〜直、ストーリー的にはそんなに響くものもなく、
あまりのめり込めなかったんだけど、
最後の最後、シャーロット・ランプリングの異色な役どころにグッときました。
ちなみにフランソワ・オゾン監督作品観るのは今回が初めてなんだけど、
他の作品は良いのかな。
いずれ観ておかねば。
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早稲田松竹を出た後は、新宿へ寄り道。
K's cinemaの窓口で『追悼のざわめき』の前売り特別鑑賞券を購入。
こっちはDVDで既に観てるけど、
劇場のスクリーンで観れる機会はなかなかないと思うので。
2014-06-27 22:49
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