「ウィリアム・モリス 美しい暮らし ステンドグラス・壁紙・テキスタイル」 [*アート鑑賞]
10月4日(金)は、府中市美術館で開催中の
「ウィリアム・モリス 美しい暮らし ステンドグラス・壁紙・テキスタイル」展に
行って来ました。
(ぐるっとパスを利用)
府中市美術館。
私の住んでいる所からはちょっと遠く、なかなか頻繁には行けないのだけど、
ココは企画展の内容がいつもステキなので、
タイトルにピーンときた時は可能な限り足を運ぶようにしています。
都立 府中の森公園の端っこにひっそり佇んでいるかのような外観もいとしくて。
静かなロケーションも含めて好きな美術館。
ラファエル前派の画家たちや絵画を追いかけてくうちに名前を知ったウィリアム・モリス。
彼のつくりだす、可憐な野の花をそのまま閉じ込めたようなデザインにすっかり魅せられ、
今では大好きなデザイナーのひとりです。
今回の企画展では、
彼の目指した「生活を飾る美しい芸術」作品の数々をみることができます。
『役に立たないもの、美しいと思わないものを、家に置いてはならない』という言葉の通り、
美と質の高さを追求した製品で生活を満たすことに
一切の妥協を許さなかったウィリアム・モリス。
そんな彼のデザインした織物や染め物といった布製品、
暮らしを彩る美しい壁紙、
そして、モリス率いる「モリス商会」によって生み出された室内装飾品や家具。
どれも眺めているだけでウットリもの。
自然をモチーフとしているから、同時に気持ちも穏やかにさせてくれます。
モリスの名作として有名な「いちご泥棒」(1883年)。
直にみるとやっぱり綺麗だなあ。
インディゴの「青」と苺の「赤」のコントラストも、鳥さんの可愛らしさも全てが素敵。
また、教会を飾るステンドグラスを写真フィルムで再現したものも展示されていました。
(実物ではないけど)とっても綺麗!
作品鑑賞後は、ワークショップコーナーで
「いちご泥棒」の鳥さんスタンプを使ってちょっとした工作を楽しめます。
コレ↓
隣にあるのはチケットの半券。可愛いかったので、一緒に撮ってみる。
常設展も観て、帰りのバスを待つ間に併設のスペース「カフェ・ロンタン」で一休み。
フローズンケーキ(チョコレート)とアイスコーヒーをいただきました。
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