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国立科学博物館&「プラド美術館所蔵 ゴヤ —光と影」 [*アート鑑賞]

1月20日(金)は、
国立科学博物館国立西洋美術館「プラド美術館所蔵 ゴヤ —光と影」
行って来ました。

この日は雪が降ってて行こうかどうか随分迷ったけど、
もしかしたら空いてる可能性もあるかと思い直し、
お昼頃から出掛けていきました。
幸い電車の運行休止・遅延はなかった模様。

最初は西美科博も金曜日は20時まで開館してると思ってて、
先にゴヤ展観てから科博へ…のつもりだったけど、
よくよく確認したら科博の方は17時までだって。
なので、予定変更して科博西美の順にしました。

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国立科学博物館_01.jpg

国立科学博物館_02.jpg

国立科学博物館
ぐるっとパスのおかげで入場無料♪
ここでの一番の目当ては「シアター36○」
約10分の上映(「恐竜の世界」「宇宙137億年の旅」)を満喫。
やっぱり楽し〜い!!

その後は、
「ノーベル賞110周年記念展」「辰年のお正月」などの企画展、
地球館内の様々な展示をみて回りました。

ノーベル賞110周年記念展チラシ.jpg

辰年のお正月チラシ.jpg

ここ、行きたいところ&見たいものが多過ぎて、
17時ギリギリまでいたけど全部は回りきれなかった!残念!
次行く時はもっと時間たっぷりとっておかないとね。

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国立西洋美術館.jpg

17時過ぎからは国立西洋美術館「ゴヤ」展を鑑賞。
雪降ってた午前〜昼間はどうだったかわからないけど、
雨に変わった夕方〜夜の時間帯は結構混んでた。
お勤め帰りに寄ったという人も多いかも。

ゴヤチラシ.jpg

スペイン美術の巨匠フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)。
成功への野心に駆られ国王カルロス4世の首席宮廷画家にまでのぼりつめ、
王侯貴族や宮廷に使える臣下たちの優雅な肖像画によって名声を得たものの、
ナポレオンの侵略により、
戦争と混乱に見舞われたスペイン社会の悲惨な現実を目の当たりにします。
社会と人間の“光と影”を捉え、心の奥に潜む不条理な幻想世界へ関心をもった彼は
後半生の芸術人生において独自の世界観を展開しました。

この展覧会では、
ヨーロッパ絵画の宝庫として名高いプラド美術館のコレクションから選ばれた
油彩画、素描など72点を中心に国立西洋美術館などが所蔵する版画約50点を加え、
ゴヤ芸術の様々な側面が紹介されています。

最大の注目は『着衣のマハ』(1800-1807年)。
40年ぶりの来日となり、
同じく彼の代表作として知られる『裸のマハ』と対をなす作品。

その『着衣のマハ』を生で鑑賞できたのは勿論貴重な体験ではあるんだけど、
どちらかというと人間の愚かさ暴力と悲劇狂気と妄想
これでもかといわんばかりに叩きつけられた素描画や版画の方が衝撃的で…。

出口にさしかかる頃には辛くて重い気持ちになったけど…
でも、考えさせられることの多い実のある鑑賞体験でした。

歩き疲れたので休憩を兼ねて併設の「すいれん」でオムライスを。
その後、常設展へ。

この頃にはもう19時回っていたので時間が足りず、
後半駆け足になってしまった…トホホ。
同時開催の「ウィリアム・ブレイク版画展」もあまりゆっくり観れなくて(泣。
でも好きな作品は時間が許す限りしっかり鑑賞。

●ダニエル・セーヘルス、コルネリス・スフート「花環の中の聖母子」(17世紀)
エドワールト・コリール「ヴァニタス—書物と髑髏のある静物」(1663年)
マリー=ガブリエル・カペ「自画像」(1783年頃)
ジャン=フランソワ・ミレー「春(ダフニスとクロエ)」(1865年)
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ「愛の杯」(1867年)
ヴィルヘルム・ハンマースホイ「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」(1910年)
マックス・エルンスト「石化した森」(1927年)

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