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「[生誕130年]松岡映丘 —日本の雅— やまと絵復興のトップランナー」 [*アート鑑賞]

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10月28日(金)は、
練馬区立美術館で開催されていた
「[生誕130年]松岡映丘 —日本の雅— やまと絵復興のトップランナー」
に行って来ました。
ぐるっとパスを利用)

ここ最近の練馬区立美術館は興味をそそられる企画展の連続。
松岡映丘の名前は今回初めて知ったのだけど、
いずれも優美で色使いの綺麗な作品ばかり。
行って良かったです♪

彼はなんと民俗学者・柳田國男の弟さんなのだそうで。
歌人、言語学者らを兄にもつ学者一家に育ち、東京美術学校を首席で卒業。
凄いな〜、まさにエリート。
周りもご本人も才能溢れる人物ばかりの環境だったのね。

平安・鎌倉期の絵巻物有職故実を丹念に研究。
「源氏物語」をはじめとした古典文学に取材した王朝貴族、鎧武者たちを
美しく叙情豊かに描き、やまと絵の再興に努めていました
しかし、その表現は古典だけにとどまらず、
近代的な造形感覚を加味した「新興大和絵」を展開。
そうした成果が《右大臣実朝》へと結実し、
初代 水谷八重子をモデルとした《千草の丘》で、
よりモダンな作品へと花開いていきました。
「古典の教養に立脚して時代に生きよ」と弟子たちに語った言葉は
まさに映丘の画業そのままを表している言葉といえるでしょう。
(「松岡映丘」チラシの紹介テキストより抜粋)

今回はそんな彼の30年ぶりの大規模な回顧展となっています。

チラシやポスターの目玉でもある「千草の丘」はもちろん、
他の作品も色鮮やかで風流。
うーん「雅び」の一言に尽きますねえ。
特に「うつろふ花」(大正10〈1921〉年)の色合いに惹かれました。

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