「[特別展]磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才」 [*アート鑑賞]
7月15日(金)は、
練馬区立美術館で開催中の
「[特別展]磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才」
へ行って来ました。
(ぐるっとパスを利用)
この画家のことは今回の企画展で初めて知りました。
高校卒業後、単身でスペインに渡り、
30年余りの長きにわたる滞在の間に油彩による写実絵画を探求し続け、
やがてアントニオ・ロペス・ガルシアに代表される
マドリード・リアリズムの俊英画家グスタボ・イソエとして認められ、
国内外で高い評価を受けた人物だそうです。
ここでは彼の没後初となる本格的な回顧展として、
初期から絶作までの代表作約80点が集められています。
一見写真かと見紛いそうなほど写実的でありながら、
彼の作品からは確かに神秘的で静謐なものを感じさせられました。
(陳腐な書き方になってしまうけど)構図の取り方もカッコいい!
そして、生も死も超えた何か精神宇宙的なものが
絵画という世界ので静かに息づいているようにも思いました。
だからついつい見入ってしまうのかな。
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