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新堂冬樹「吐きたいほど愛してる。」 [*読書ノート(国内)]

【※この日記は別サイトで2008年9月26・28日にアップしたものを転記しています】

 

吐きたいほど愛してる。 (新潮文庫)

吐きたいほど愛してる。 (新潮文庫)

  • 作者: 新堂 冬樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 文庫

 

ああもう最初の『半蔵の黒子』だけ読み終えたところで、タイトル通り吐きたくなってきた。…って、アマゾンのレビューで予備知識仕入れて了解したうえで読んでるんだけどね(^^;

 

最初は一日一編ずつにしようかとも思ったけど、結局一気に読み切ってしまった。

 

『半蔵の黒子』超ポジティブ思考な主人公。突き抜け過ぎだよ…。

『お鈴が来る』…最後の4行が怖すぎる。

『まゆかの恋慕』…唯一のオアシス???

『英吉の部屋』…この主人公が一番鬼畜だ…半蔵が一瞬可愛く思えた。

 

全編とも描写エグくて気持ち悪くなるから、人に勧めるというのはさすがに気が引けるけど、文章そのものはスラスラと読みやすかったな。ストーリーにも引き込まれた。

たしかに内容は「純愛小説集(とち狂っちゃってるけど)」でありました。


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