新堂冬樹「吐きたいほど愛してる。」 [*読書ノート(国内)]
【※この日記は別サイトで2008年9月26・28日にアップしたものを転記しています】
ああもう最初の『半蔵の黒子』だけ読み終えたところで、タイトル通り吐きたくなってきた。…って、アマゾンのレビューで予備知識仕入れて了解したうえで読んでるんだけどね(^^;
最初は一日一編ずつにしようかとも思ったけど、結局一気に読み切ってしまった。
『半蔵の黒子』…超ポジティブ思考な主人公。突き抜け過ぎだよ…。
『お鈴が来る』…最後の4行が怖すぎる。
『まゆかの恋慕』…唯一のオアシス???
『英吉の部屋』…この主人公が一番鬼畜だ…半蔵が一瞬可愛く思えた。
全編とも描写エグくて気持ち悪くなるから、人に勧めるというのはさすがに気が引けるけど、文章そのものはスラスラと読みやすかったな。ストーリーにも引き込まれた。
たしかに内容は「純愛小説集(とち狂っちゃってるけど)」でありました。
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